きっかけは、広告フォトグラファーが教える商品撮影WS
新しいProduct Workの立ち上げで、商品撮影のHow toを習得する必要性を痛感。
そこで5月某日、LETRA PHOTO STUDIOで『広告フォトグラファーが教える商品撮影WS』に参加。
知識も機材も無いので、どうにか上手くイメージ通り商品を自分で撮れるようになりたいと奮い立ちました。
講師は、広告フォトグラファーの竹ノ内健一さん。
スタジオは、幸運にも家から徒歩圏内。
Coffee Shop、シェアオフィスと併設していて、スタイリッシュで洗練されて、物凄くセンスある空間。
竹之内さんの人柄もオープンで、レクチャーも実践的。
参加者それぞれの商品に合わせて個別レッスンもしてくれ、とても解りやすく丁寧でした。
プロの広告フォトグラファーだけに、現場の裏話や、自身のこだわり撮影やアドバイスも話してくれて、興味深く新鮮なことばかりで、筋道通って役に立つことばかり。
お陰様で、知識ゼロな初心者な私でも、ストンと府に落ち、商品撮影の基本を学べて物凄く有意義でした!
新たなProduct Workの立ち上げで、ホ-ム撮影スタジオ
立ち上げには必要経費として自己投資は必要不可欠。
しかし、出来る限り初期費用は抑えたい。
撮影機材も一眼レフデジカメもこれからだから、最初はスタジオ借りようかな?と考えたけど...。
ロングスパンでじっくりと分析した結果、WSで学んだ基礎をベースにテクニックを習得し、ホーム撮影スタジオを作れば、移動しなくても良いし、撮影する時間も融通が効く。
どうしても、自宅では上手く撮れない時は、スタジオを借りよう。
たとえ最初はプロのような写真は撮れなくても、他のShopとの差別化の意味でも自分で撮影したほうが、経費も抑えられ、誰にも迷惑かけずにイメージを形にした写真ができそう。
商品がアパレルウエアで布製なので、モデル・トルソー・ハンガーなどを使う場合、スタイリング・背景・構成、撮影前のアイロンなども大掛かり。
急ぎ足で未知の分野の習得と新たな作業の課題が山積み。
次々壁が出没して、限られた時間の中で四苦八苦。
だけど、新しい事をするときは、経験がないだけに、そう順風満帆にいかないものだ。
軌道修正もして、一つ一つ壁を乗り越えていこう。
2つのアトリエ~洋裁室とPC &ホーム撮影スタジオ
11年間雑貨デザイン・製作つくりのアトリエだった4畳半の洋間。
小さな部屋で収納も無く、常に家具・道具・本・材料・雑貨...etc.で埋もれていた。
作業に夢中になると、更に雑然とちらかる。
綺麗な状態は、一仕事終えた時や、何度か依頼を受けた雑誌インテリア取材の時だけ。
でも、アトリエはそれでいいのだ。
アトリエは殺伐としてても、東側に置かれたデスクからは、遠くの丘から朝日が上り、パノラマな自然の景色が疲れた脳ミソや身体を癒してくれる。
だからか、この位置に座って作業すると、スイッチが入り落ち着く。
風水でも、仕事運で東のパワーを味方につけると良いそうだ。
アトリエの全てを、独立していった息子の部屋に大移動し、クリアにするのに一日では終わらず、久しぶりの肉体労働で筋肉痛になった(笑)。
重くて女一人では持ち運べなかった家具は、男友達の手助けで運んでもらえて感謝。
新たにPC&ホーム撮影スタジオにChangeするのに、4日程かかるとは…。(涙)
新たな洋裁室となったアトリエは、押入れ一間半ある6畳の洋間。
以前より少し広い上、収納もたっぷりあるので、部屋の中央に裁断用の作業台も置くスペースも確保でき、動線もスムーズで、一部屋で全ての工程が出来るようになった。
PC&ホーム撮影スタジオはシンプルに
PC&ホーム撮影室の家具は、デスク・チェア、奥行きの狭いオープンウッドシェルフだけ。
デスク周りやシェルフのディスプレイは、撮影に必要なカメラ・本・雑誌、そして私のLife styleで必須な音(音楽デッキ)、グリーン…etc.でスッキリと!
家具も雑貨も今あるモノで、こざっぱりとクールなインテリアにしたい。
同じROOMでも、以前のごちゃごちゃしたアトリエから、必要最低限の家具や雑貨でテーマのあるインテリアになったことで、無駄に空間が多く殺風景だが、シンプルで散らからない空間は気持ちがいいものだ。
撮影機材、一眼レフデジカメラにお金がかかるので、雑貨や家具は新たに買う必要はない。
今あるモノで、テーマに合うよう工夫しよう。
南側に大窓があるので、その自然光を活かして、日中の撮影なら照明器具は要らないそうだから、最初は照明機材無しの撮影テクニックから始めることにした。
商品撮影初心者なので、生まれて初めて写真の参考書を購入。
メール便だと送料無料になります。
北側の壁にバックペーパー、一眼レフデジカメと三脚、レフ版からスタートな簡易的なホーム撮影スタジオですが、写真初心者の私にはワクワクで新鮮な環境。
機材は出しっぱなしでイイ。
ここは仕事の作業場だから、常に撮影の空気を感じる空間で。
無事にProduct WorkがOpenしたら、アトリエ時代には使わなかったベランダに、ミニテーブルとチュアを置いて、一人乾杯したい。
ベースがあって創り上げる作業はエンドレス
竹之内さんがWSのレクチャーの冒頭で話してくれた。
写真は撮るものではない、創るものだ(アンセル・アダムス)
15年程前、一眼レフフィルムカメラを買ってはみたが、使いこなせないままお蔵入り(汗)
その後、コンデジからお手軽なスマホへと。
素人判断で、ベタ過ぎな写真だと感じると、編集アプリでエフェクトかけたり、文字入れしたり、レイアウトでなんとか作品のように編集し、自己満足な創作を重ねて楽しんでいた。
しかし、竹之内さんの商品撮影WSで、商品写真とは知りたい情報を正確に伝える写真であって、色・形・特徴を正確に撮るのだと知った。
そのための基本的な撮影技術も、よりリアルに美しく撮るためには、商品によって様々な照明テクニックとスタイリングがあることを学んだ。
基礎をふまえて熟練したプロだから、眼も肥えて創る写真も感性豊かで、人を惹きつけるArtな作品になるんだなあ。
竹之内さんのFB/インスタグラムには、そんな魅力的な写真ばかりで、ハッと息が止まります。
実に深いです!!!
これまでも何度も模様替えを繰り返してきた私が感じる事。
住み手のLife Workによって、部屋は進化し続ける。
さーてと、一人息子が幼少時代、母の日のプレゼントで描いてくれた世界に一つだけの宝物、どちらのROOMに飾ろうかな?(^^♪
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